5月の取り組み
5月ももうすぐ終わりですね。
今月の取り組みは「脱力」と「腕のマッピング」です。
「力を入れる」よりも「力を抜く」ことの方が難しいですね。
必要以上に力が入ってしまうこともよくあります。
例えば、文字を書いている時。
いわゆる「筆圧が強い」と言われますが、
必要以上に力を入れてしまう・・・
しばらく文字を書くと
腕が疲れてしまったりすることもあるのではないでしょうか。
またピアノの鍵盤は約1cmほどしか下がりませんが、
1cm以上、下がる勢いでギュッと押し込むように弾くと
響きのある音ではなくなってしまいますので、
1cm下がるだけの力で大丈夫です。
「弾き方・弾くこと」と「楽譜を目で追いながら読んでいくこと」を
同時にするのは、小さなお子様にとっては本当に大変なことです。
ピアノって大変~と思われるかもしれません。
でも教室のレッスンでは、弾く前の準備段階を
いくつか作っています。
その一つが「腕のマッピング」です。
マッピングというと難しく聞こえるかもしれませんが、
・どこからどこまでが腕だと思う?
・肘はどこかな?
・手首はどこ?
・指ってどこかな?
などなど・・・
シンプルでわかりやすくレッスンしています。
今月のように取り組みとして
生徒さんたちに思い出していただくように
レッスンで行っています。
弾く感覚はすぐに掴めなくてももちろん大丈夫です。
初めて自転車に乗る感覚と同じで、
何度か乗る練習をしていると
ある時、ふっとその感覚を掴めるのと同じです。
一曲一曲、少しずつ進んでいくと、
段々と身体の使い方や動きがわかっていただけるようです。
難しくなってから弾き方を変えることは
とても大変です。
(私がそうでした~)
弾き始めから
自分の身体を知ることで
弾くことが楽になるようにお手伝いしています。
おしまい♪